書きたくなる遺言書ー内縁の妻(夫)へー家族の形も色々です。 「内縁」と聞くと、ちょっと眉をひそめたくなりますが、配偶者を亡くした者同士で支え合いながら、長年連れ添う関係もあります。婚姻届けを出していないだけで、夫婦のように仲睦まじくされている方たちだっています。でも、内縁関係または事実婚では、法律上「妻」「夫」とは認められないのです。もちろん「配偶者」でもないので、税金や保険、年金などの優遇制度を受けることもできません。ですが、内縁関係は「婚姻に準ずる関係」として、いくつか保護される場合があります。今回は、そんなデリケートな関係で、相続が発生した場合をシュミレーションしてみました。内縁の妻は相続人になれないのか?妻を早くに亡くし、一人娘も嫁いで一人暮らしをしていたAさん...28Jan2019遺言書
書きたくなる遺言書ー離婚・再婚した場合―今の時代、離婚・再婚は珍しくはありません。だけど、子供のいない夫婦に次いで、面倒なのがこの再婚家庭の相続問題です。 現妻と先妻の子という微妙な関係から、泥沼の相続争いに発展することは多いのです。では、再婚家庭での相続をシュミレーションしてみますね。再婚家庭の相続で何が起こるか例えば、一人息子を残して夫が死にました。 (いつも夫が死ぬのはわかりやすいからで、他意はありません) 遺産は、夫名義の家と土地と、わずかばかりの預貯金です。法定相続分は妻と子で2分の1ずつですが、子供がまだ未成年なので、妻は家と土地の名義を妻名に変えるつもりです。 後々、子供が相続するので問題はないはず。ところが夫はバツイチ。再婚だったと妻は思い出します。そう言...28Nov2018遺言書終活
書きたくなる遺言書ー子供のいない夫婦の場合ー人が死ぬと必ず相続が発生します。長男が全てを引き継ぐ時代もありましたが、今は違います。 法律で、法定相続人がキッチリ決められています。相続争いは、資産家よりも、資産が少ない一般家庭で起こることが多いのを知っていますか?相続するものが、たっぷりのお金なら、分けるのも簡単です。だけど、古い家と土地だけという場合は、どうやって分けましょう?このようなトラブルを回避するために「遺言書」があるのですが、残念ながら、日本の遺言書の普及は遅れています。大切な家族が骨肉の争いに巻き込まれないように、遺言書の必要性を考えてみませんか?特に遺言書をおすすめしたいのは、「子供がいない夫婦」の場合です。子供がいない夫婦の場合に起こること例えば、子...22Nov2018遺言書終活