終活を始めたという芸能人の話を、最近よくテレビで見かけます。
もしかしてブーム?
だけど、流行だけでは終わらない本気度が、彼らにはありました。
死に際まで美しくいたいとか、
周りに迷惑をかけたくないなどの想いがあるのかもしれません。
芸能人が終活を語ってくれると、
終活に対するハードルが、ヒョイっとこちら側に向かってくるような気がします。
興味を持つ人も多くなるんじゃないかな。
やはり芸能人は、時代を先行く人達なんでしょうね。
ちょっと前の話になりますが、
テレビ番組「しくじり先生」の中田塾で、
オリラジあっちゃんの素晴らしい終活講義を見た方もいるのではないでしょうか?
あれはすごかったですね。
どこかに動画が残ってないかと探したけど、
残念ながら見つけることができません。
永久保存してほしいくらいの出来映えだったのにな~。
それぞれの想いがあって、それぞれの立場があって、
芸能人の方たちは真剣に終活を考えてます。
その人らしい終活の仕方はとても参考になるので、ちょっと紹介していきますね。
中田敦彦さん(34歳)
オリラジのあっちゃん。
何度も言いますが、「しくじり先生」の終活講義はものすごい説得力でしたね。
彼は、このようなことを言われました。
「生きているときに死んだときのことは考えたくない。
多くの人がそう思いがちだが、人は誰でも、いつ死ぬかは分からない。
いざという時「何も知らない・誰かにお任せ」では、
残された人に迷惑がかかってしまう」と。
これこそが終活の目的なんです。
自分のためであると同時に、
大切な人たちのためでもある終活は思いやりなんですよね。
あっちゃん、すごくかっこよかったです。
彼は、総額200万で、リビング葬を計画しているそうですよ。
財前直美さん(51歳)
終活のために、終活ライフケアプランナーやシニアピアカウンセラー、
心理カウンセラーなど、6つもの資格を取得されています。
彼女もやはり、身近な人の死を見て、
きちんとしたものを書き残しておかなければ、
家族が戸惑ってしまうと痛感されたそうです。
それをきっかけに、
オリジナルのエンディングノートを書き始められました。
今は家族葬が希望だけど、この先気が変わるかもしれないので、
すぐに修正できるように鉛筆で書いているとか。
数々の資格取得、フットワークの軽さと行動力を、
わたしも見習いたいです。
中尾彬ご夫妻
テレビ番組や雑誌で、ご夫妻の終活を何度か見ました。
千葉と沖縄にあったアトリエを処分し、1万枚もの写真も処分されたとか!
やることが男前!
お子さんがいらっしゃらないので、葬儀はしない。
仲間内での偲ぶ会などもお断りなんだそうです。
お墓も用意されていて、
なんだかご夫妻で終活を楽しんでいるようにも見えました。
素敵なお二人です。
高橋英樹さん(73歳)
驚きの断捨離をされたと、話題になっていた高橋英樹さんの終活。
なんと33トンのモノを潔く捨てるという大掛かりなものでした。
溺愛されている娘さん真麻さんの一言がきっかけだったそうです。
「先がないんだから。残されたら困るから」
なんともあけすけな言葉ですね。
らしいと言えばらしいけどww
でも、日ごろから家族での会話があるからこその言葉なのだと思いますよ。
「終活」をしなければと頭で考えるより、
高橋英樹さんのように、とにかく体を動かして行動するほうが、
案外終活は進みやすいのかもしれません。
泉ピン子さん(70歳)
大女優のピン子さんは、
ご自身が受賞された数々のトロフィーや賞状、記念品などを断捨離されました。
彼女は言います。
「私が死んだ時に、私のもらった賞捨てられる?
彼のことを思ったら最初にそれを処分しちゃったほうがいいと思った」
名誉より大切な、ご主人を思っての行動だったのです。
ピン子さんらしいカッコいい生き方だと思います。
かつて華々しく活躍されたスターも、
終活をする世代になったのですね~。
だけど、メディアで取り上げられる彼らの終活は、
決してしんみりするようなものではないと気づきます。
まだまだこれからも活躍する気満々で、
だからこそ、いざという時のための安心を得る方法が、
「終活」だったのかもしれません。
残りの人生を悔いなく輝くために。
わたしもこんな「終活」がしたいなと、
憧れを抱かせてくれた芸能人の終活でした。
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